2018年06月09日公開
2018年06月09日更新
日本人女性「あなたの元で働かせてください」→マザー・テレサが応えた言葉とは!?
マザー・テレサの活動に感動した日本女性がインドに渡り「あなたの元で働かせてください」→マザー・テレサの応えとは!?

ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ
日本でもノーベル平和賞を受賞したことで知られるマザー・テレサ。
カトリック教会の修道女であり、修道会「神の愛の宣教者会」の創立者でもありました。
別名コルカタの聖テレサ (Saint Teresa of Calcutta) であり、インドのコルカタ(カルカッタ)で始めた貧しい人々のための活動は世界中に広まったことが高く評価されています。
1979年に受賞したノーベル平和賞の他、1973年にはテンプルトン賞、1980年にはインドで国民に与えられる最高の賞であるバーラト・ラトナ賞を受けています。
ノーベル平和賞を受賞した時、マザー・テレサはこう宣言しています。
『飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、
必要とされることのないすべての人、愛されていない人、
誰からも世話されない人、これらの人のために私は働く』
日本で有名なのは、こちらの言葉ではないでしょうか。
『愛することの反対は嫌うことではありません。
無関心であることです』
日本人女性「あなたの元で働かせてください」
そんなマザーテレサの活動に共感する人は世界中に拡がっていきました。
マザー・テレサの活動に感動・共感したある日本人女性は、日本での仕事を全て投げ打ってインドで活動するマザー・テレサの下に行ってこうお願いしました。
「死を待つ人の家で
マザーテレサとともに
働かせてください。
テレサの生き方を尊敬しています。
ここでボランティアをさせてほしい!
がんばります!」
ところが、マザー・テレサはこれに否定的でした。
「この国へ来て、私たちと同じように生涯をかけて、
貧しい人たちの為に活動したいというお気持ちがあるのなら、
それをあなたは、あなたの国で行うべきです」
「あなたの国には、貧しい人や困った人がいないのですか?
あなたの隣人をまず助けなさい。あなたのそばで、
あなたの助けを待っている人がいるはずですよ」
この言葉を聞いて日本人女性は日本に戻り、家族や友人、地域の人たちのために献身的に生きる道を歩み始めたそうです。
はるか遠い国で短い期間ボランティア活動をすることは、自己満足のための活動のようなもの。
生涯をかけて、自分の身近にいる人たちのために生きることはとても大変なことです。
まさに「汝の隣人を愛せよ」ですね!
ネットの反応
・海外のボランティアに行く意識高い系(笑)の人のことだな・・・
・日本の貧困は見えにくいからなー
・就活に有利だから海外ボランティアに行くんだろ?w
・日本の相対的貧困率も高くなったし 助けが必要な人はいるよね
マザー・テレサが始めた貧しい人々のための活動は、その意思を継いだ修道女によって世界中に広められています
それがマザー・テレサの望みなのだと思います