2018年01月28日公開
2018年01月28日更新
【注意】「ヒートテック着てるヤツ気をつけろ!」ヒートテックに潜む危険性とは!?
「ヒートテック着てるヤツ気をつけろ!」寒い時に欠かせないアイテム・ヒートテックに潜む危険性とは!?

ヒートテックに潜む危険性
ユニクロの発熱素材・ヒートテックを使ったインナーと言えば、今や寒い季節の定番商品です。
ヒートテックはユニクロと東レが開発した発熱素材(吸湿発熱繊維)で、2003年に発売するとまたたく間にヒット商品となりました。
各社が追随して発熱素材を使った商品を発売し、完全な定番商品となりました。
・ブレスサーモ(ミズノ)
・エクス(eks)(日本エクスラン工業・東洋紡)
・モイスケア(東洋紡)
・ヒートテック(ユニクロ、東レ)
・ヒートファクト(イオン、東洋紡・住友化学)
・ボディヒーター(Body Heater)(イトーヨーカ堂、東レ)
・アイヒート(株式会社ジャパーナ)
発熱素材(吸湿発熱繊維)が暖かくなる仕組みは、身体から出る汗などの水分が蒸発した水蒸気が内側のレーヨン素材の水酸基などにぶつかると吸着、この時に運動エネルギーが熱エネルギーに変換されることで発熱します。
吸湿して暖かくなるこの原理は、羊毛繊維などで起きていることが知られていて、羊毛よりも繊維を細く表面積を増やした合成繊維を開発することでより発熱量を増やし、ヒートテックなどの商品となりました。
しかし吸湿発熱繊維を使ったインナーには2つの危険性が潜んでいるといいます!
【危険性1】レーヨン素材の吸水性の高さ
吸水性・吸湿性で発熱をする仕組みですが、それは結局体から出る汗を吸い取ってしまうため、肌が乾燥しやすくなります。
発熱インナーを使用していて乾燥肌でかゆくなった場合は使用を控えましょう。
【危険性2】レーヨンの吸水性飽和
大量に汗をかいた時、レーヨンは吸水性が飽和して吸水性がなくなるだけでなく、乾燥に時間がかかる特徴が災いします。
外気温が低い場合は体温を低下させるため、汗をかくのが厳禁と言われる冬山登山では絶対に使ってはいけないと山岳ガイドは注意喚起しています。
乾燥肌の人と、汗をかくシチュエーションでの使用には要注意です!
乾燥肌や敏感肌の人は、綿100%のインナーを着た上に発熱インナーを着るのがいいそうですよ!
うまく活用して暖かく過ごしましょう!
ネットの反応
・かゆくなるから着るのやめたわ 重ね着すればいいのか
・スポーツする時に着る人はいないだろう
・外に出る時は必須だけど、暖かい部屋に入ったときに困るんだよ
・化繊アレルギーだから着たくでも着れない・・・
発熱インナーが便利な素材であることは間違いありません!
注意点を理解してうまく活用してくださいね!