図解で見る死後の人間の変化とは…リアルに人体に起こることに衝撃!
あらゆる生物はいずれ死を迎えます。人間も例外ではありません。死んだあと人の身体はどうなるのか?誰もが気になる人体の末路を図解でリアルに解説した衝撃的内容がコチラ

目次
死んだら私たちの身体はどうなる?
死の事を考えるなんて縁起でもない...いやいや、そんな風に思わないで、人間だれしも死を迎えるのですから、死んだ後どうなるのか?冷静に科学的に人体や自然の変化を考える事も大切です。
↑のようなインフォグラフィックが公開されていますので、ご参考までにご覧下さい。
「あらゆる生あるものの目指すところは死である。」とはフロイトの言葉だそうです。つまりこの世で絶対と呼べるものは『死』なのです。
それ故に人は死を恐れ、また死の延長線上にあるものを追い求めるのだがそれは精神の話である。人間の体を生命活動をする物質ととらえた場合、死後の体は細胞レベルというミクロの単位から腐敗が始まる。
精神的なレベルを除けば、所詮は人間の身体は炭素系の生物です。腐敗が進んだ後は何年も掛けて土に還ってていくことになります。そんな過程を描かれた図解がありますのでご紹介します。
心臓が停止、血液の流れも停止
心臓が止まった時を、医学的には「死亡時刻」とし「死」とみなす。
血液の流れが停まると、体の色が変化していきます。地面に近い皮膚ほど赤紫、青紫など濁った色になります。
死亡数時間後に血液が局所的に固まりだし、いわゆる死斑と呼ばれるアザが現われます。
体温の低下(死冷)と死後硬直の開始と解放まで
人間の平常体温である37度Cから徐々に外気の温度へ近づき、最終的に室温と同じになります。これを死冷と言います。
死体の筋肉が固まっていく死後硬直は、室温にも依りますが死後2時間から12時間の間に全身に至ります。この時痙攣のような動きをすることもあるので生きているかのような錯覚を起こさせます。また硬直はいずれ解けます。
死後数十時間経つと、筋肉のタンパク質が分解され筋肉組織が崩壊し、筋肉は一切の役目を終えて死後硬直がとける。
顔などの皮膚の変化及び髪の毛、爪の変化
顔の皮膚が平らになってしわが消滅します。これは体中の筋肉が役目を終えて弛んだことに依ります。
死亡後は髪の毛や爪が伸びるという俗説は嘘です。そのように見える原因は、皮膚が水分を失い収縮するのに比べ、爪や髪の毛は収縮しないので相対的に伸びたように見えるのです。
腐敗の始まり
何らかの防腐措置が施されていないという前提で死体の腐敗過程を述べると、細胞の死滅に伴って腐敗は進んでいきます。腸内のバクテリアが腹部にある臓器は浸食していきます。そしてアミノ酸が分解されて強烈な腐敗臭が出るのです。
便や尿の排出
腐敗臭排出の前に、死後硬直が解けた死体から便や尿が排出される場合があります。筋肉が緩み、肛門の括約筋も緩むことに寄ります。
腐敗臭の排出
細胞が死ぬと酵素を放出し、自らの細胞を消化し始める。その後、腸内細菌やバクテリアが体内のタンパク質、炭水化物などを分解し始め、有害で悪臭なガス(腐敗臭)を発生させる。
動物たちが死肉を貪り始める
ダニの幼虫やウジ虫は約1週間で体組織の約60%を摂食。死亡から20~50日間は、酪酸を生じる酪酸発酵が発生し、単細胞の微生物である原虫や菌類が酪酸発酵に引きつけられて集まってきます。この状態は「乾燥腐敗」と呼ばれていて、最長で約1年続くとのこと。
ガスに圧迫され、身体全体が膨らみ目や舌が飛び出ることも...
内臓部分で生成された腐敗ガスは体全体を膨らませ、目を圧迫して眼窩(目のくぼみ)から飛び出させたり、舌を口から飛び出させたりする。
最終的な腐敗→体内崩壊へ
体内の崩壊とは、たんぱく質が分解され細胞の分裂崩壊が起こり、腸内細菌やバクテリアが全ての臓器を消化して液体やガスを生成し、体内を空っぽ状態にしてしまう事です。
白骨化、そして土に還る
乾燥腐敗が進行する間、動植物により死体が食べられ残るのは骨だけ。
最後まで残った骨も長い年月をかけて、バクテリア、藻、菌類などによって分解され、最終的に土へと還る。
運が良ければ土に還った死体の上に花が咲くかもしれません。

ネットの反応
・死ぬ前に一回トイレ行って来なきゃ
・死にたくない、100年も200年も長生きしたいとは思わないから自然に年取って自然に還りたい。石のお墓に焼かれて閉じ込められるより、生物に分解して貰って自然に還る方が理想的だなぁ・・・
・土に還って花が咲いてくれたら嬉しいなあ
・葬儀屋が防腐措置をしていないととんでもないことになるんだな
地球上の土には一体どれだけの人々が還って行ったのでしょうか?生物にとって土は無くてはならないものと考えると土が愛おしくなります