【警告】このシールが貼られている果物は危ない!買ってはいけない理由とは
スーパーなどで果物を買う時、数字が印字されたシールが貼られているのを見たことがあるでしょう。このシールには驚愕の理由がありました。その意味を知らないと危険という声まで!いったい何が危ないのか?!

貼ってあるシールの理由とは
このシールは輸入された果物に貼られていて、それぞれ番号がつけられています。この番号はPLU(Price Look Up)コードと呼ばれているものです。日本語では「商品価格識別番号」となります。
そしてこのコードにはいろんな意味があるそうです。それは番号によって栽培方法などが分かる仕組みなっています。
4桁で3か4で始まる=化学肥料使用
通常は4桁のシールが一般的ですが、5桁で始まるものはチョット内容が気になりますね。
五桁の数字の意味とは
5桁のコードは8か9で始まる仕組みになっていて、意味は各々以下の通りです。
5桁で9で始まる=昔ながらの有機栽培。殺虫剤、化学肥料なし
5桁で8で始まる=遺伝子組み換え作物
9で始まるPLUは、いわゆる無農薬果物のことですね。8で始まるPLUは遺伝子組み換え果物の事ですから、大違いです。この意味を知っていた人は殆どいないのではないですか?
このPLUコードの違いの意味を知ることは、有機栽培か化学肥料栽培か見分けるためには便利という事でしょう。
ただこのPLUラベルは、お店によっては使用していないところもあったり、輸入オーガニック果物の中には有機JASマークが貼られています。
そして大半の果物は化学肥料を使った慣行栽培ですから、PLUラベルで識別する事自体意味が希薄ですね。
遺伝子組み換えの危険性
もう一つ、気になるPLUコードが8から始まる5桁の番号で、遺伝子組み換え作物を表すものです。遺伝子組み換え作物とは遺伝子組み換え技術を使って品種改良したものです。
遺伝子組み換え技術は、ある生物に別の生物由来の遺伝子を挿入したり、逆にもともと持っていた遺伝子の機能を抑制したりすることを可能にします。
この技術を利用することで、従来の品種改良技術では作り出すことが不可能だった、新しい有用な性質を持った品種を開発できるようになりました。
例えば、除草剤耐性や害虫抵抗性、ウイルス抵抗性を備えたGM作物は、農薬散布の労力を軽減し、収量を向上させ、農家に貢献しています。
また、栄養成分を改変したGM作物は、栄養不足にあえぐ途上国の人々の栄養状況の改善や、消費者の健康維持や増進への貢献が期待されています。
生産者側にとってはメリットの多い遺伝子組み換え作物ですが、消費者目線では100%安全という証明がされていませんので、不安が残ります。特に妊娠を控える女性や子供には絶対食べさせられないという声も多く聞きます。
アメリカでは遺伝子組み換え作物による深刻な被害をレポートした映画『遺伝子組み換えルーレット』が話題になりました。特に以下に引用するリスクは深刻です。
『遺伝子組み換えルーレット』によると、
遺伝子組み換えされた害虫抵抗性作物は、
その作物を食べた虫の腸に、
穴を開けて殺してしまうように、
植物の遺伝子が組み替えられているのだそうです。
死ぬのは昆虫で、哺乳類には影響がないとされていますが、
その作物が導入されてから、
リーキーガット症候群(腸に穴があくことでいろんな症状に悩まされること)による健康被害で悩む人が増大。アメリカでは深刻な社会問題となっていることが、映画では詳細にレポートされています。
もし遺伝子組み換え作物を表すPLUコードが貼られていた果物を見たら、手を出してはいけません。但し実際小売りに出てくることは無いようです。
ネットの反応
・全然気にしていなかった...
・遺伝子組み換えが危ないという事は聞いたことがあるが、そんなに深刻なの?
・有機栽培の作物は特に買わないからシールはどうでもいい
・ちょっとしたトリビアな知識
このようなPLUコードがあるという事は、精々頭の片隅に入れておく程度で良いのではないでしょうか?実際、我々の多くは慣行栽培の作物や果物を口にしている訳ですから。