【超速報】日大アメフト危険タックル問題 宮川選手と被害者側で示談成立!驚きの金額とは
日大アメフト部の悪質タックル事件は、日大内部の組織的問題に発展し未だ終息は見えていませんが、当事者の宮川選手と関西学院大選手の父親との間で示談が成立しました。示談金額も意外なところで落ち着いた模様...

悪質タックル問題 日大選手と被害者側が示談成立!
たった一人で謝罪会見を開いた宮川泰介選手
日大アメフトの悪質タックル問題は、監督や日大理事長の権力問題にまで及び、日大全体の信用まで揺るがせる出来事に発展しました。
問題の焦点や世間の関心は日大上層部に移り、醜い大人事情ばかりがクローズアップされています。
そんな中、加害者の宮川泰介君と被害者選手の父親・奥野康俊氏の間で示談が成立したと報じられました。
あの宮川君の単独謝罪会見以降、世間の目は宮川君には大変同情的になりました。それは被害者父・奥野氏も同じ気持ちでした。
監督の独裁的体制の中、宮川君が反則行為をせざるを得ない程、追い込まれていたことが明らかになってきたからです。
日本大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、負傷した関西学院大選手の父親、奥野康俊さん(52)は1日、自身の会員制交流サイト(SNS)を更新し、反則行為をした日大選手と示談が成立したことを明らかにした。5月21日に警察に被害届を出していたが、日大選手の刑事処分を求めないことを伝えるという。
SNSに公開された示談書は5月31日付。日大選手が負傷選手へ改めて謝罪し、今回の問題への対応のため奥野さん側が負担した交通費などの実費として、30万円を弁償したなどとしている。奥野さんは「(日大選手の)今後の人生を応援したい」とコメントした。
被害者選手の父親・奥野康俊氏
1/3寺川弁護士、三村弁護士にお任せして示談成立
— 奥野康俊 yasutoshi@okuno.gr.jp (@okunoyasutoshi) May 31, 2018
宮川選手との間で、双方の代理人を通じて、示談が成立することになりました。宮川選手の今後の人生を応援したいと思います。追記参照
SNSから始まりメディアを含め応援いただいた皆さんのお力、その相乗効果の結果、日本で初の事案になるであろう形↓
示談書全文を掲載
奥野氏は宮川君の今後の人生を応援したいと語っており、この示談成立は至極自然の流れであることが分かります。
■示談書全文はコチラ
示談書
奥野耕世(以下「甲)という」と宮川泰介(以下「乙」という。)は、平成30年5月6日開催の日本大学保健体育審議会アメリカンフットボール部と関西学院大学体育会アメリカンフットボール部との第51回定期戦において、乙が、プレー終了後に無防備な状態で立っていた甲の背後からタックルして加療約3週間を要する「右膝軟骨損傷、腰部打撲及び第2・第3腰椎棘間靭帯損傷」の障害を負わせた事件(以下「本件」という。)につき、下記のとおり示談した。
記
1 乙は、甲に対し、本件に対し深く謝罪、甲はこれを受け入れる。
2 乙は、甲に対し、本件に関して甲が負担した実費相当額の弁償金として、金30万円の支払い義務があることを認める。
3 乙は、甲に対し、本日、前項の金額を支払い、甲はこれを受領した。
4 甲は本件について乙を許すこととし、乙が二度と本件のようなことを起こさず、自分の意志を貫く人生を歩むことを望む。
5 甲は、乙が刑事処分を受けることを望まず、捜査機関等の関係機関に対してその旨上申する。
6 甲と乙は、本示談書記載のほか、本件に関し甲乙間に何らの債権債務関係が存しないことを相互に確認する。
7 甲及び乙は、本示談の内容が内田正人及び井上奨の甲に対する損害賠償債務を免除する効力を生じさせる趣旨ではないことを相互に確認する。
平成30年5月31日
如何でしょうか? 奥野氏の宮川君への思いやりが感じ取れる示談書の文面、内容ではないでしょうか? 示談金がほぼ治療費実費相当30万円という点も、学生である宮川君の立場を慮られていますね❤
半面、実質戦犯と言える内田元監督と井上元コーチに対しては、まだ許さんぞという強い意思が現われています。
潔く罪を認めて謝罪した若者に対して、自己保身と言い訳に終始した内田氏の会見を見てしまっては、奥野氏の怒りは当然でしょう。
ネットの反応
・取りあえず示談成立でよかったな
・日大上層部の権力争いは醜いが、こちらは潔いな
・宮川君の事は、もうそっとしてあげて
・素晴らしいご対応だと思います。さすがお父様ですね。嬉しい報告ありがとうございます。
モヤモヤ、グレーな印象がまだ残る日大アメフト問題ですが、この示談成立は明るい話題ですね 宮川君も今後前向きに良い人生を歩んでほしいと思います。