2018年07月26日公開
2018年07月26日更新
【驚愕】テレビから消えた戦場カメラマン・渡部陽一さんが驚きの変身を遂げていた!
ベレー帽と独特のスローなしゃべり方で人気のあった戦場カメラマンの渡部陽一さんが、テレビで見かけなくなって久しくなりますが、実は現在驚きの活動を展開していました。果たしてそれは...

渡部陽一さんがテレビに出るようになったきっかけとは?
渡部さんのテレビデビューは、2009年のテレビ番組で受けたインタビューでした。それがきっかけとなり、徐々にテレビ出演のオファーが増えたそうです。
テレビ関係者から見れば、渡部さんはテレビ向きの要素を持っていました。ベレー帽をかぶった優しそうな風体と、一度聴いたら絶対忘れない独特のスローペースな喋りが印象強かったのです。
■渡部陽一プロフィール
本名 渡部 陽一 Yoichi Watanabe
出身地 静岡県富士市
学歴 明治学院大学 法学部 法律学科卒業
生年月日 1972/9/1
学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続ける。
戦場の悲劇、そこで暮らす人々の生きた声に耳を傾け、極限の状況に立たされる家族の絆を見据える。イラク戦争では米軍従軍(EMBED)取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争など。
一躍有名になった渡邊さん バラエティに引っ張りだこ!
キャラクターが見事にテレビにハマった渡部さんは、当初は戦場カメラマンらしく「世界の戦場の悲惨さを伝えること」を使命としていたフシはありました。
しかし、ほんわかとした印象は徐々にバラエティに好まれ、芸人から格好のいじられキャラの対象となりました。
渡部さん自身、上手くそんなキャラを演じていましたね。本当は戦場カメラマンとしての活動費を稼ぐためのテレビ出演だったかもしれません。
戦場カメラマンとして現地での生の情報を伝えるためには長期間の滞在が必要になりますからお金が必要になります
金銭的な問題があるなか、そこに来てたまたまテレビで取り上げてくれたことにより出演させてもらえるのならと勢力的にテレビに出演することになったといいます。
しかし、テレビで適当に毒の無いことを喋って、お茶を濁すだけで大金を稼げる旨味を知った渡邊さんは、いつしかすっかりタレント化していたのです。
最近テレビで見なくなったけど?
「そういえば、見なくなったねー」思い返せば多くの人がそう気づくのではないでしょうか?所詮、テレビのバラエティの世界なんてそんなもの、と言ってしまえばそれまでですが...
渡部陽一さんがテレビに出なくなった訳は、いろいろネットでも憶測が飛び交っていますが、まず考えられるのが、単純に「本職の戦場カメラマンの活動に戻ったこと」が挙げられます。
しかし、渡部さんのツイッターを見ると、どうやら講演会を中心に全国を回っているようなのです。
では、世界各地への取材は行っていないのか?というとそんなことは有りません。以下にここ1年の主な取材履歴を公式サイトから引用させて頂きます。
2017年7月 エジプト情勢取材
2017年9月 ミャンマー情勢取材(5)
2017年10月 アメリカ・ネバダ州ラスベガス銃乱射事件取材
タイ・プミポン前国王(ラマ9世)死去・1周忌取材 フィリピン情勢取材
2017年12月 タイ情勢取材
2018年1月 トルコ情勢・エルドアン大統領政治体制取材
アメリカ情勢・トランプ大統領就任1年現地取材
2018年2月 バングラデシュ・過激派組織ジャマトル・ムジャヒディーン・バングラデシュ取材
2018年3月 フィリピン南部ミンダナオ島・過激派組織アブ・サヤフ取材 トルコ・シリア国境取材
トルコ軍シリア北西部アフリン越境攻撃情勢
2018年4月 ミャンマー情勢取材(6)
2018年6月 インドネシア・東ジャワ州スラバヤ・過激派組織ジャマー・アンシャルット・ダウラ(JAD)教会襲撃連続テロ事件取材
2018年7月 インドネシア・過激派組織ジャマー・アンシャルット・ダウラ(JAD)テロ事件取材
個人ブログでも取材した世界情勢を"1日も欠かさず"更新しています。特に直近のインドネシアの過激派テロ事件などは、まだまだ現地の治安は決して良くなかったでしょう。
身体を張った取材を今でも継続し、その取材体験を帰国後、中学・高校、企業などを講演して回ってるということです。講演活動は2014年ころから頻繁に行うようになりました。事務所関係者の話では...
「昨年はシリアやアフガニスタンに行って、本来の取材活動もしていますが、今は日本にいます。主に小学校、中学校、高校や企業で講演会をやっているんです。現地で見たこと、聞いたこと、各国の文化を伝えています。東京だけじゃなく、日本全国を回っています。写真展をやったり、一時期に比べたら回数も減りましたが、スケジュールが合えばテレビにも出ると思います。まあ、なかなか合わないですが。今の仕事の割合は講演会が多いと思います」
タレント時代のゆるキャラは封印して、本来の戦場カメラマン活動に戻ったのですね。
ネットの反応
・渡部陽一さんはちょっと前に流行って今はテレビであんま見なくなったけど、今でもちゃんと本業の戦場カメラマンと取材やってる。ツイートは国際情勢を伝え続けてるのみ。こういう人は尊敬する
・戦場カメラマンの渡部陽一さん ここ何年かテレビ出やんなーと思って 検索してみたらちゃんと生きてる 何かホッとした
・この人の本来のしゃべり方ってあんなゆっくりじゃないんだよね
・取材費のためにタレントしてたのか
戦場カメラマンとして世界の紛争地域を取材していることが分かり、渡部陽一さんを見直しました。渡部さんの活動状況を知るにはツイッターやブログを確認することが一番です。