【必読】熱中症の恐ろしさを身をもって体験した人の投稿に戦慄!「当時高校1年だった息子が…」
もし熱中症になったらどうする?!ある母親が息子の熱中症に直面した時のパニックぶりをSNSに投稿しました。誰もが罹るリスクのある熱中症について、警鐘を鳴らす意味で必読です!

目次
熱中症の恐怖体験談『当時高校一年生だった息子が…』
今年7月の熱中症による緊急搬送者数は遂に5万人をオーバーしました。死者は1週間で全国39人に及んでいます。これは極めて異例の事態だそうです。
熱中症を甘く見るととんでもない目に遭う...そんなことを実感させられる体験談をご紹介します。
今から4年前のこと。ある女性の高校1年の息子さんが熱中症にかかった時のことです。
エピソードを綴ってくれたのは『りこ(@riko_xx)』さん。これはぜひ一人でも多くの人に読んでいただきたい内容です。
突然、息子が「体中痛いっ!」と苦しみだし...
4年前になりますが、当時高1の息子が熱中症で死にかけて入院した時のことです。熱中症の怖さについて知ってもらえればと思います。退院後も通院を半月、年1回の腎臓検査が大学入学時まで必要でした→
— りこ (@riko_xx) July 19, 2018
→息子が熱中症で1週間入院しました。
— りこ (@riko_xx) July 19, 2018
かなりの重症で、点滴を連日6本と血液検査でした。
体中が痛いと言う息子を「寝てれば治るんじゃない?」と1日寝かせておいたのですが、夜になっても痛いというので「ごはんを食べて、薬飲んで、お風呂に入ったら。」と呑気に構えてた母親でしたが、→
→一緒に食事をしていた主人が「おい、これは熱中症だ!」と叫びました。びっくりしてキッチンからダイニングに行ってみると息子がまるでバケツの水をかぶったように汗をダラダラ流していて、顔は真っ白。 救急外来に連れて行き、そこで熱中症と診断されました→
— りこ (@riko_xx) July 19, 2018
入院が遅ければ危ない状態だった...
→ 筋肉破壊が始まっていて、痛みはそのためでした。破壊された筋肉組織を体外に排出するため点滴がすぐに始まりました。血液検査で組織の数値が通常の2000倍になっていて排出できないと腎不全→透析のコースになると言われました。熱は微熱程度で意識もはっきりしてるのは、若いからと言われ、→
— りこ (@riko_xx) July 19, 2018
→半日遅かったら危険な状態だったとまで言われました。 今まで、スポーツで怪我などはしてきましたが、病気をする子ではなかったので、安心してたのが裏目に出ました。主人に風呂に入れてたら死んでたぞ!と言われてぞっとしました→
— りこ (@riko_xx) July 19, 2018
→医師が言う通り、息子は若かったから助かったのかもしれません。熱中症は恐ろしいです、ついさっきまで元気だった子が死ぬかもしれない事態にまで一気に持って行かれます。夜間休日診療は設備がないそうなので、おかしいと感じたら救急病院に連れて行って下さい。
— りこ (@riko_xx) July 19, 2018
熱中症の時に風呂に入ることは絶対NGなんですね...
熱中症で気付いた事
いくつか思い出したことがあるので。体育祭が原因なのですが帰宅後、約30時間後に救急病院の外来に行きました。
— りこ (@riko_xx) July 20, 2018
「痛い、だるい」と言うのを体育祭の疲れだと家族は思っていたのです。
体育祭中も10人くらい熱中症で救急搬送されていたので、たぶん息子もその時点から予兆はあったのかもしれません→
→血液検査の結果を見た医師の「あと半日早く連れてきてくれたら(こんな重症にならなかったのに)」の呟きが忘れられません。
— りこ (@riko_xx) July 20, 2018
熱中症はあっという間に手遅れになります。後遺症も覚悟しなくてはなりません。
一刻を争う病気です。躊躇わずに救急車を呼んでいいんです。
実は今回よりも簡単なTLを二年前くらいにもしたのですが、熱中症があまり深刻に取り上げられていなかったこともあり、まったくRTがなかったです。ただ今年は災害と異例の速さの梅雨明けで熱中症が注目されたように思います。
— りこ (@riko_xx) July 21, 2018
なので、改めて文字数を考えながらTLさせていただきました。
私は親の役目の最たるものは生み育て死なせないことだと思っています。
— りこ (@riko_xx) July 21, 2018
4年前の私は熱中症にあまりに無知、無関心だったために息子が死に向かってることも知らずに丸1日以上痛みを我慢させていました。
今更ながら、周りの大人の気づきは大切だと痛感しています。
4年前の事でしたが、息子さんは元気に回復したそうです。
熱中症の症状を"疲れのせい"だとか他の要因にしてしまうことは極めて危険だということです。出来るだけ早く病院へ行ってほしいと訴えるりこ(@riko_xx)さんでした。
老若男女の区別なく、環境やコンディションによって誰にでも熱中症に襲われるリスクはあるのです。軽く見てはいけません。
熱中症 緊急時の処置について
※参照:熱中症ゼロへ
ポイント1
まずは医療機関へ!必要とあらばすぐ救急車を呼びましょう。
ポイント2
涼しい場所へ移動する。エアコンの効いた場所へ移動する。屋外ならば、風通しの良い日陰で安静にする。
ポイント3
衣服を脱がし身体を冷やす(体温を下げること)
服を脱ぎ体から熱を放出させます。氷枕や保冷剤などで首筋やわきの下、足の付け根を冷やします。直接肌に水を掛けて、うちわや扇子で仰いで冷やす。扇風機があればなおよいです。
ポイント4
塩分や水分を補給する。出来れば経口補水液=糖分が少なく塩分(電解質)を飲みたいですね。
スポーツドリンクも良いですが、塩分(電解質)が少なく、糖分が多いので疲労回復に向いているドリンクです。勿論、緊急時はどちらでもOK。
熱中症による脱水症状は、電解質を多く奪うので「水分・ミネラル・電解質」を素早く摂取できる経口補水液が良いとのこと。
下手に我慢せずエアコンを十分使い、こまめな水分補給を心掛けましょう。
ネットの反応
・今年の暑さは殺人的だ
・エアコンを嫌う年寄りっていったい何なのだろう
・高校生でもこんな重症な熱中症にかかるとは...気を付けよう
・筋肉破壊って言葉自体が怖い:;(∩´?`∩);:
今年のような暑さは今後も続くでしょう。屋外での運動時でも適切な対応をしていないと熱中症にかかります。子供とお年寄りは特に注意が必要です。