「ついてもいい嘘」と「言ってはいけない真実」とは~地方の小学校で起きた『花瓶の水』に纏わる深イイ話

モノマネタレントのジェニーいとうが中学の卒業記念講演で紹介した話。ある地方の小学校に転校してきた内気な女の子に人気者の男の子がいきなり花瓶の水を掛けるハプニングが...教室中が騒然とする中、男の子の蛮行にはある深い意味が隠されていました。

「ついてもいい嘘」と「言ってはいけない真実」とは~地方の小学校で起きた『花瓶の水』に纏わる深イイ話のイメージ

目次

  1. 1ジェニーいとうが紹介した『花瓶の水』とは
  2. 2 「ついてもいい嘘」と「言ってはいけない真実」~数年後に明らかになった真実とは
  3. 3ネットの反応

ジェニーいとうが紹介した『花瓶の水』とは

人を騙したり、隠ぺいを図るための嘘はいけない事です。子供は教育上大人からこのように言われて育っていきます。しかし、時には嘘が人を救う場合もあるのです。

今回ご紹介するお話は、そんな嘘の深い意味について考えさせられるエピソードです。ジェニーいとうというお笑いタレントがある中学校の3年生卒業記念の講演で紹介されたものです。

ジェニーいとう

元祖オネエ系の格闘家芸で売り出し中

注目を浴びていた都会から来た女の子

ある田舎の小学校に東京から可愛らしい女の子が転校してきました。その子の服装や髪型、話し方など全体から醸し出す都会的雰囲気が地元の子には眩しく大いに興味をそそられる存在だったのです。

その子の廻りにやって来ては、

  『それは何?』『その服はどこで買ったの?』『その髪型は何と言うの?』といった質問を浴びせます。

  しかし、その女の子はというと、内気でおとなしくシャイな子供だったので、廻りの質問にちゃんと

  答えられず、『わかんない』『お母さんに買ってもらった』などと、恥ずかしがって答えていました。

活発な男の子が悪ふざけで花瓶の水を掛けた?!

何処の小学校のクラスにも元気があり過ぎて、時には調子に乗ってしまう男の子はいるものです。このクラスにも勉強はイマイチですが、スポーツが得意で明るいムードメーカーのような存在の男の子がいました。

このクラスである日事件が起きました。それはある授業中での事。ムードメーカーの男の子が突然立ち上がり、花瓶の水を替えたいと言い始めるという不可解な行動に出たのです。

「先生、花の水を代えてきます」その男の子は言うが早いか、

  教壇の横に置かれた花瓶を手にすると走り出しました。今まで花の水を気にしたのを

  見たことがありませんし、ましてや静まり返った授業中の出来事です。

  「コラ!何やっている、今授業中だぞ。花の水なんかあとでいい。」呆気にとられながらも反射的に

  先生が大声を出したとき、不運にも事件は起きました。クラスの中でも大人しいその転校生の

  女の子の席で男の子が止まったかと思うと、彼女の頭の上に花瓶をひっくり返したのです。


  一瞬、教室内が凍りついたように静まり返りました。花瓶の水がスカートを伝って女の子の足元まで

  水浸しで、床には花瓶に差してあった黄色やピンクの花が散らばっています。

 
 静まりかえった教室は次の一瞬「あーあ!あーあ!」の大合唱。女子児童は男の子に対して

  非難の声を上げ、男の子たちは面白がって囃子立てます。
  「わざとやったんだよ」「かわいそー」「ひどいよー」
 
 しまいには口笛を吹いて面白がる始末です。こうなると先生が幾ら言っても無駄です。

  普段から大人しくて恥かしがり屋の女の子は、みんなの注目を浴びてかわいそうなほど

  小さくなっています。

先生が男の子になぜこんなことをした?と問い質しても男の子は答えません。ただ俯いている女の子に、男の子は申し訳無さそうに頭を下げ、「ごめんね、ごめんね」と謝ると雑巾を持って床を拭き始めたのです。

びしょぬれのスカートで座ったままの女の子は本当に気の毒なくらいに押し黙っています。

  先生が女の子を着替えさせるために保健室に連れて行った時、大騒ぎするクラスの中でも、

  男の子は黙りこくって床にこぼれた水を拭いていました。

不可解な出来事です。クラスのみんなは人気者の男の子がなぜ突然あんな無茶なことをやったのか?不思議で仕方ありません。そして疑問は徐々に非難に変わり始めました。

 「人気者だったのに、あんな事をする奴なんだ」と男の子を非難する思いが残りました。

  そしてこの事件は、このクラスで「花瓶の水」事件として、永く記憶に残る事になったのです。

 「ついてもいい嘘」と「言ってはいけない真実」~数年後に明らかになった真実とは

『花瓶の水』事件から数年後、生徒たちは二十歳になり小学校のクラス会が久しぶりに開かれました。地元での成人式に出席するため、町を出て行った子たちも多くが戻ってきました。その中にはあの『花瓶の水事件』の男の子も女の子も含まれていました。

クラス会は盛り上がり、集まった皆が一人一人小学校時代の思い出を語ろうというコーナーになりました。そしてあの水を掛けられた女の子の話す番になった時、例のエピソードを語り始めたのです。

クラスメートも先生も「思っていた話とは違う!」と驚いた、女の子の立場か語られた意外な真相とは...

女の子は話し始めました。なんと女の子は、あの時、トイレを我慢していたのです。

  内気でおとなしく恥ずかしがり屋の女の子は、先生に「トイレに行きたい」と言えなかったのです。

  しかし、どうしても我慢できなくて、おしっこを漏らしていたのでした。

 
 そのことに誰よりも早く気付いたのが、あの男の子だったのです。

  男の子は、女の子を助けようと一生懸命考えました。そして、必死になって考えついたのが花瓶でした。

  花瓶の水をその女の子のスカートにわざとかけ、おしっこを漏らしたことを周りのみんなに

  気付かれないように気を配ったのでした。自分が先生や友達から変に思われようとも、

  その子を助けたかったのです。周りの子からは、「わざとやったんだよ」「かわいそー」

  「ひどいよー」という声を浴びせられたけど、一言もその事実を語りませんでした。


  先生もこのクラス会までその事を知らなかったのです。

  その子の話が終わったとき、大きな拍手が湧き、クラス会は大いに盛り上がりました。

大人も脱帽する男の子の深い思いやりに感心しましたlaugh

ネットの反応

・これは女の子は惚れてしまうな❤
・自ら悪者になってまで女の子の名誉を守った男の子はカッコイイ
・花瓶の水をかけて"お漏らし”隠すなんて、大人では絶対できない発想ですね!
・この二人はその後付き合ったのかな?!cheeky

最期まで自分から真実を言わなかった男の子の心意気は立派です。女の子も男の子の名誉回復のためにクラス会で告白した勇気には敬意を表します。

出典:錬中おやじの会 いいね!ニュース かわしま進学塾

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