2018年02月04日公開
2018年02月04日更新
小室哲哉が引退記者会見で、終了を遮ってまで最後に言いたかったことをメディアが報じない訳とは
小室哲哉の突然の引退会見は全国的に衝撃を受けましたが、記者会見の最後に小室哲哉が言いたかったことは何だったのでしょうか?なぜかメディアがスルーした言葉とは...

突然の引退記者会見
小室哲哉が1月19日、突然音楽活動の引退を発表しました。これは1月18日発売の『週刊文春』に不倫疑惑報道がされたことを受けてのけじめ会見か?と思われたのですが...
加熱する芸能人・有名人の不倫報道ゴシップの是非はさておき、小室哲哉は会見で相手とされた看護師A子さんとは決して不倫関係ではないこと、妻KEIKOさんの介護疲れなど苦悩や葛藤、自身の音楽制作への限界等を赤裸々に語りました。
小室によれば、KEIKOはくも膜下出血発症後、「女性から女の子みたいな優しげな性格」になり、音楽にも興味をなくすようになってしまった、という。さらに「小学4年生ぐらいの漢字ドリルを楽しんでやる」ようになるなど、KEIKOの現在の様子を伝えつつ、次第に夫婦としてのコミュニケーションが減り、そうした関係に小室も疲れ始めたことを述べる。
2009年に5億円詐欺事件を起こし、執行猶予5年の判決を受けた小室哲哉が音楽プロデュース業に2010年に復帰しますが、妻の看病と自身の体調不良が重なり、相当辛かった事も語られました。
様々なミュージシャンへの楽曲提供を行うが、仕事が増えていく中で、KEIKOの介護や自身の仕事が、家族やスタッフのサポートなしでは成り立たなくなる。さらに小室自身も、C型肝炎とストレスが原因と思われる突発性難聴、摂食障害、耳鳴り、睡眠障害などで闘病生活に入る。
「騒動のけじめとして」行った記者会見の内容を受けて、多くのファンは勿論、そうでない人からも小室哲哉に同情的見方が集まったことは否めません。
思うように進まない音楽制作や妻の介護、自身体調不良が重なる状況で、唯一心が通い合える相手(小室曰く)が看護師A子さんだったのです。そこに自身の甘えがあって誤解される関係になってしまったと語りました。
女性と雑談する機会がほぼない状態が何年も続いていなかった小室は、急な往診にも応えてくれる看護師に対し「容認してもらっている」と思うようになり、徐々にこの看護師と雑談を行うようになる。
「いわゆる雑談みたいなことで心のゆとりであったりとか、笑い顔みたいなこと、僕が普段できないこと、話せないこと、なんとなく楽しめないこと、みたいなことを、ついつい時間を費やしてお世話になってそういう話を聞いてもらったりとか」
小室の心の中でこの看護師の存在がどんどん大きなものとなり、一番信頼できる看護師となっていったのでした。
そして2017年暮れの日に文春からすっぱ抜かれるような事態に至ってしまいました。
体調不良を理由に音楽制作に滞りが生まれるようになってきた小室は、2017年秋から周囲の期待に応えられるのだろうか、と自問自答をし始め、60歳を迎える2018年がひとつの大きな節目と考え始めていた。だが、日増しに増えていく不安や懸念、自信のなさをKEIKOに相談しても「理解してもらえているのか」がわからない。徐々に看護師への依存が増していき、年末に「こんなことがまかりとおるわけがない」という胸騒ぎを覚えた矢先に、今回の『週刊文春』の報道があった、という。小室は、看護師との関係が「怪しい」「おかしい」と思われるのは当然だと述べつつ、あくまで看護師として往診してもらっているのであって、「男女の関係はまったく考えていない」と、改めて不倫疑惑を否定していた。
小室哲哉が記者会見の最後に伝えたこととは
音楽活動引退は『週刊文春』のスキャンダル記事が無くても、もしかしたら近い将来あったかもしれません。本人語っているように限界を感じていたようですので...
ただこのような形で自分の音楽活動を締めくくることは不本意だったでしょう。記者会見の最後に小室は以下のように”日本の介護問題”について、願いを込める形で語りました。
小室「最後に一言だけ。僕たった一人の人間の言動で社会が動くとは思っておりませんが、なんとなくですが、高齢化社会に向けてだったりとか、介護みたいなことの大変さだったりとか、この時代のストレスだったりとか、少しずつですけどこの10年で触れて来たのかなと思っているので、こういったことを発信することで、日本もそういったことをみなさんも含めて、何かいい方向に、少しでも幸せになる方向に動いていってくれたらいいなと心から思っています。微力ですが、少し、なにか響けばいいなと思っています。ありがとうございます」
このコメントを見たツイッターユーザーの反応
KEIKOさんがクモ膜下出血になったのは多分40歳前、この時「若い人でもこういう病気になるんだ。気を付けなくては」ということを、結果的に若い人達に発信したと思う。
— 自由人(車中泊・自転車) (@jiyuujin60) January 19, 2018
そして今度は小室哲也自身がが、高齢化社会、介護について発信。
下手な政治が言うより発信力、説得力がある。 #小室哲哉
この小室哲哉のコメントから彼の謙虚さと誠意が伝わって来る。方や山尾志桜里はというと....。山尾が不倫宮崎を厳しく批判したが、宮崎は議員辞職した。秘書がやった事は議員の責任と批判があり、甘利大臣は大臣を辞職した。山尾志桜里はどうだろう⁉️誠意や潔さのカケラもない⁉️
— たつやん (@TatsushiSasaki1) January 19, 2018
小室さんの記者会見の最後の言葉が報道されなかったようですね。
— スペ子 (@spe_19940918) January 19, 2018
kyoさんのお父様も相当苦労されたと察します。介護を一人で抱え込んではいけないですが、捌け口がなく抱えざるを得ない状況もあることが世間に知ってもらいたいですね。
メディアは何故、一番、大切なことを報道しないのでしょうね。小室さんのファンでは無いですが、ここ最近のTV出演の言動等でこの方は大丈夫だろうかと思っていました。会見の様子では確かに大丈夫ではなかったですが、そのような状況下でもこのような言葉を発したことは大事なことだったと思います。
— Dark Knight (@DarkKnight_jp) January 19, 2018
テレビなどのマスメディアは小室哲哉の最後の言葉をカットし、殊更不倫疑惑の部分と介護疲れの印象のみを誇張するために、印象操作をしているように見受けられます。
やはり”マスゴミ”というのはどうしようもない存在ですね。
ネットの反応
・ここが一番大事なことなのにね。でも大丈夫。大勢の人には報道されてない心境が届いているので。
マスゴミの作為的な報道には国民も慣れて来て、背後が見えるようになってきてるよね。ほんとゴミだよな
・文春砲ねぇ…。こうやって公開処刑させたいだけなんだろうね。『この記事書いたのは俺だ』って胸張って言えるんかな?もはや人権侵害だろう。
・小室本人がもう男性的機能が無いとまで言ってるのだから...この手の記事にはウンザリ
・山尾志桜里のように開き直った国会議員をもっと掘り下げればいい
テレビの印象操作は以前から言われています。この手の報道を鵜呑みにせず自分で調べる事も必要ですね。小室哲哉の事はもういいでしょう。