2018年02月12日公開
2018年02月12日更新
【テレビの裏側】24時間テレビ出演の障がい者が大暴露!「絶対に放送されない」部分とは?
24時間テレビに出演した障がい者が大暴露した!テレビの、嫌な裏側!ヤラセ問題、エセ感動問題です。その真相は?

『24時間テレビ』の感動の裏で・・・
『24時間テレビ 愛は地球を救う』は、毎年、「サライ」の大合唱で幕を閉じます。
感動を演出するチャリティー(募金)番組です。
そのチャリティーの制作姿勢を批判する人や、裏番組がありました。
NHK Eテレの、『バリバラ』です。
『バリバラ』とは、“日本初の障害者のためのバラエティ番組”です。
バリバラは、障害者自身が(自らの障害をネタにして)笑わせることを目指した番組なのです。
障がい者にとっての感動とは?
まさに、24時間テレビの裏番組の時間帯で、
「検証!〈障害者×感動〉の方程式」と銘打って、
「障害者に感動は必要なのか?」と疑問を投げかけた年がありました。
正確には、2016年8月28日19時頃の番組放送です。
感動ポルノというものを持ち出して、問題提起をしたのです。

バリバラ
http://fundo.jp/85406 から引用
感動ポルノの問題
感動ポルノとは、2012年に、障害者の人権アクティヴィストのステラ・ヤング氏が、
ウェブマガジン『Ramp Up』で初めて使ったと言われています。
「手がない女の子が口にペンをくわえて絵を描く姿」
「カーボンファイバーの義肢で走る子ども」などの姿を見たとき。
障がいを抱えている人を見た時、
『自分の人生は最悪だ。しかし、下には下がいる。』
『彼ら(障がいを抱えている人)よりはマシ』だと思うかも知れません。
もちろん、その様な考え方は、間違っていますが、
そういう自分を優位に見るのを、「感動ポルノ」と名付けているのです。
この2016年8月の、「感動」を日本中に届けているつもりの『24時間テレビ』。
その裏番組で、障害をもつ当事者たちは、
「感動の材料にしないで」と声を上げたことが話題になったのです。
(放送しない部分) pic.twitter.com/3LrWHevCJF
— すてら (@Story_terror) August 28, 2016
障害者と健常者の垣根をなくし、
一緒に感動できる社会をつくる方向に向かい、番組制作をして貰いたいです。
ネットの反応
・感動ポルノは恥ずべき行為だ。
・健常者と障がい者が、共に歩んでいける社会が理想
・偽善はいけないよ
・障がい者を下に見るって事が、既に人間失格だよな
『24時間テレビ』が偽善だと、問題提起するのではなく、
障がい者の不安を取り除くために、何が求められているのかを考えて欲しいです。