【驚愕】迷惑メール『500万円当選しました』に払わせるよう裁判起こしたら衝撃的結果に!

「500万円当選しました」という迷惑メールを送ってきた業者に、裁判を起こして本気で払わせようと行動した人のブログがネットで話題になりました。果たして結果は...法律面でも検証してみました。

【驚愕】迷惑メール『500万円当選しました』に払わせるよう裁判起こしたら衝撃的結果に!のイメージ

目次

  1. 1「500万円当選しました」との迷惑メールが届く
  2. 2あるブロガーが起こした行動とは
  3. 3弁護士の見解を参考に検証すると
  4. 4「○○万円当選しました」新たな手口と真の狙いとは
  5. 5ネットの反応

「500万円当選しました」との迷惑メールが届く

2010年ころのこと。ある男性が「500万円当選しました」というダイレクトメールを受け取りました。送り手は出会い系サイト業者のようです。

迷惑メールであることは明らかなのですが、この男性はなんと「では言葉通り本当に500万円払ってもらおうじゃないか」と行動を起こしたのです。

この手の迷惑メールの狙いは、出会い系サイトなどへの登録の誘いだったり、個人情報などの不正入手です。

一般的に当選金はカモを釣るための見せかけです。しかし業者の誘いを逆手に取った男性はカモではなく返り討ちを狙ったへびのようなしたたかさを持っていました。

あるブロガーが起こした行動とは

ではブロガーが起こした行動を振り返ってみましょう。

男性は当選金を請求する手段として「民事訴訟」を起こしました。それも弁護士を頼らず「本人訴訟」賭して進めたというのですから中々大した人です。

そして結論から言うと、最後に業者と和解が成立し、100万円の獲得に成功しました。

■裁判の流れ

「500万円当選しました」と迷惑メールが届く

いろいろ条件をつけて払う気がなさそうだから裁判にしよう

資本金200万円の会社だから500万円の訴訟は訴額が大きすぎる?

訴額を140万円にして簡易裁判所に提出

相手は弁護士をつけて裁判

100万円で和解! 100万円ゲット!

実際には業者を裁判の席に引きずり出すまでのタフなやり取りもあったようですが、法的に支払い義務有りと判断されたことは驚きでした。

この業者、詐欺メールを出すような輩にしては"正直者"だったのかもしれません。( ´∀` )

今回の訴訟におけるポイントは、メールが法的根拠となり得るか?という点だと思います。

弁護士の見解を参考に検証すると

弁護士の見解を載せたサイトがあったので参考にさせて頂きます。

お話は「弁護士ドットコムニュース」の石井弁護士です。

■「500万円当選しました」は贈与という契約にあたる

今回のケースは『贈与』という契約に該当するそうです。契約は原則として当事者間の合意のみで成立します。即ち申し込みと承諾という両者の意思表示が確認できるものならば、メールのやり取りでも有効だという事です。

メールのやり取りは一方が勝手に撤回は出来ないという点も重要です。

続いて石井弁護士によると『贈与』のルールとは、以下のようにまとめられます。

民法第549条は贈与を以下のように規定しています。

(贈与)

第549条

贈与は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる。

つまり今回のケースに当てはめると、業者の迷惑メールによって『500万円を無償で与える』という意思表示がされ、メール受信者が『承諾する』と返信すれば、贈与契約の有効性が成立したことになるのです。

よってブロガーの500万円請求は、この贈与契約成立を根拠として進めることができたというわけです。

※メールのやり取りが民法550条【書面によらない贈与の撤回】に当たるかどうか、議論が分かれるかもしれません。

よってメールがあって業者の存在が特定できれば訴訟を起こす価値はあるということですね。

しかし注意する点として、このような業者のほとんどは特定できないように巧妙に姿をくらましているということです。
 

だから訴訟を起こそうにも相手が見えない、というケースが99.9%だということは理解しておいた方が良いでしょう。

2010年のケースはこの手の詐欺メールの出始めだったので、業者も油断したのではないでしょうか?

「○○万円当選しました」新たな手口と真の狙いとは

最近でもまだ迷惑メールは手を変えて送られてきます。より巧妙になってきているようです。以下の様な例を挙げておきます。

■9700万円当選という「謎の迷惑メール」に釣られた結果、地獄を見た!

額がなんと9700万円!!こんなうまい話があるはずありません。

届いたメールは以下の通り(原文ママ)

お客様へ大切なお知らせが御座います。 こちらの(URLは削除)からご確認いただけますので、ご契約者様ご本人様がご閲覧をお願いいたします。 この度は誠におめ でとう御座います。

そのメールに記載されていたURLをクリックすると、管理画面らしきサイトにログインできました。

更に「詳細」をクリックすると「現金9700万円当選」という画面が現れました。

9700万円を受け取る条件として、「3000円のAmazon券を送信してほしい」とのこと。

??理解不能ですよね。要するに9700万円を受け取るための手数料として3000円分のAmazon券で負担せよということらしいです。

送り方まで丁寧に記載されていますが、無視して先に進むと「ファイルを貼付する画面」に入り、ここでAmazon券をアップすれば完了。

 

体験者はAmazon券ではなく適当な画像を添付して送信して終わらせたそうです。

手が込んでいますが、結局Amazon券をだまし取ることが目的のようです。しかしこんなの子供だまし以下の手口ですね。

そこを9700万円という大金をぶら下げて冷静さを失わせようという魂胆だと推測できます。
 

相手はAmazonギフト券を送信させ不正にギフト券を収集するという手口を使っているようです。もちろん9700万円は振り込まれるはずもないので、ギフト券を奪われ、そのままドロンでしょう。

しかし恐ろしい事態はその後に待っていました。
 

トンデモナイ量の迷惑メールが滝のように流れてきたそうです。

ケータイを見るととんでもないことに。メールの着信が3分おきに1通やってくるのです。とにかく9700万円を受け取らせようと必至なのです。

流石に迷惑メール連打はつらいので、フィルターをかけてブロックを試みましたが、送信元がPCではなくキャリア携帯メアドになっており、ドコモのフィルターでキャリア携帯メアドをブロックすると、ほかのメールも受信不可能になります。

その間も続々と迷惑メールが鬼のようにやってくる。地獄です。

ちょっと面白半分に試してみよう、などという軽い気持ちで迷惑メールに対応するとえらい目に遭うということを肝に銘じてください。

迷惑メールはオールブロック、即削除が正しい対応です。

ネットの反応

・上手い話なんてあるはずないんだよ
・以前、こういう融資話に引っかかったことがある(´;ω;`)ウッ…その後のメールの量がハンパなかった
・100万円取った人は行動力あるが、今はそんな間抜けな業者はいないだろう
・メールでも贈与の契約が成立するのか。気を付けよう。

未だに後を絶たない悪徳業者の迷惑メール...一見美味しそうな件名に騙されてクリックしないように気を付けましょう。

出典:弁護士ドットコムNEWS 忍者ブログ ニコニコニュース BuzzPlusNews 

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