松岡修造のインタビュー姿勢が『素晴らしい』と称賛の声!宮原知子へ開口一番『おめでとう!』
熱戦が繰り広げられた平昌オリンピックも無事終了し、日本選手団は過去最高のメダル数を獲得してくれました!そんな中、現地レポーターだった松岡修造の"あるインタビュー"がカッコイイ、素晴らしいと称賛の声が集まりました。

女子フィギュアの試合会場で。宮原知子へ開口一番...
宮原知子はショート、フリー共に自己ベストを更新するほど素晴らしい演技をしました。しかし、結果は残念ながら4位とメダルに届きませんでした。何といってもロシア2人が凄すぎましたから...
こんな時、多くのインタビューアーが選手に向かって「惜しかったですね...」「残念な結果でしたが...」などとネガティブに聞いてしまう事があります。これは選手に気持ちを寄せて見る程に、選手と喜びも悔しさも分かち合ってしまう気持ちになるからでしょう。

これも分かりますが、松岡修造は自身がテニスプレーヤーだっただけに、より選手の気持ちが理解できるのでしょう。加えて本人のポジティブすぎる性格からインタビューも選手の演技を肯定するところから入るのです。
それが最もよく表れたのが宮原知子へのインタビューでした。
平昌五輪🎌さっとんFS後インタ(インタビュアー修造さん) pic.twitter.com/4mkhWNSA85
— 🍖しろたん🍍 (@shirotan_0603) February 23, 2018
↑のインタビューをご覧になれば分かると思いますが、まず「おめでとう!」と宮原選手の健闘ぶりを称えました。このことによって宮原も気持ちが高揚し、より素直に思ったことが言えたのでしょう。
開口一番「おめでとう!」松岡修造はこの瞬間『神』になった...
松岡は全員の演技が終わった後の宮原をインタビュー。開口一番「ショートもフリーも自己ベスト。本当に自分を超えた。おめでとうと言いたい!」と切り出し、宮原も思わず笑顔。「やれることは全て出来たと思うので、ここまで来たらメダルを獲りたいって、終わった瞬間は思ったんですけど、やっぱりまだまだ足りないところもありましたし、まだまだ出来る事があるなと感じました」と正直な気持ちを明かした。
松岡修造はテニス選手として現役時代、ウインブルドンのBEST8に残ったことがメジャー大会では最高でした。
オリンピックにも縁が無かったこともあり、負けた悔しさは人一倍分かっているので、わざわざ「残念な結果でした...」などと神経を逆なでするような聞き方は出来なかったのでしょう。
そんな松岡修造の姿勢に称賛の声が集まりました。
宮原選手へのインタビュー
— 岩ノ城 (@JojiSensei) February 23, 2018
局アナ「宮原さんにとっては残念な結果になりましたが…」
松岡修造「ショートフリーで自己ベスト!自分を超えた!おめでとう!」
こういうところで松岡修造の人としての大きさとかアスリートへのリスペクトを感じる。
今このときだけ切り取って「残念な結果」と言うインタビューアナと、ここまでずっとさとこちゃんの道のりを見てきて「おめでとう」と言う修造さん。
— スケート★Yumiko miko F (@nest_skate) February 23, 2018
宮原選手へのインタビュー、「宮原さんには残念な結果となりましたが…」から始まる人よりも、「自己ベスト超えてほんとにおめでとう!!」から始める松岡修造のほうが宮原選手の本音出せてた気がするし、いいインタビューだなっておもいました
— マナ@赤いオブジェ (@tsnas12) February 23, 2018
修造はやっぱり分かってるな。宮原選手をまず最大限に讃えた。そして宮原自身がメダルは獲れなかったのですがと言及。これがインタビューの正解やで。
— 犬メモ (@saosaseba) February 23, 2018
修造がインタビューしているが、宮原選手の表情がさっきのインタビューとはまったく違う。わかってくれる人に話をしている人のカオだよ。これがインタビューだと思う。
— everyone37 (@everyone37) February 23, 2018
元フジテレビアナで、現フリーの山中秀樹氏がインタビューの難しさを強調しつつも、「残念云々」から切り出した聞き方をやんわりと批判するツイートをしていました。
インタビューって難しいんだよ。4位の選手に「残念な結果でしたね」とは、本人がメダルを熱望していたから、あえて聞いたんだろう。ただ
— 山中秀樹 (@yamachutitan) February 23, 2018
「4位入賞という結果、ご自身はどう思ってますか?」と聞いた方が、多分非難は浴びなかったろうけどね。#フィギュアスケート
こんな意見もありました。共感できますね。
質問するアナウンサーはもっと勉強すべきです。何故なら(1)宮原選手が自己ベストを出し完璧な演技を行ったこと(2)宮原選手のスコアは前回なら金銀レベル(3)今回は世界最強のロシア天才少女2名のフィギュア歴史上最高の演技が相手であった事、この状況から4位を残念という質問は出てこないでしょう。
#フィギュアスケート 女子シングル4位 #宮原知子 選手のフリーの演技をノーカット実況なしでどうぞ #NHKピョンチャン pic.twitter.com/h2SptNTrBn
— NHKスポーツ (@nhk_sports) February 23, 2018
自分の力を出し切れた喜びを全身で表す宮原知子
確かに宮原選手の顔がとてもリラックして和んでましたね。これはプライベートインタビューに近い気持ちが両者にあったからでしょう。
ネットの反応
・自己ベスト更新して本人も満足してるのに、メダル取れなかったから?残念なの?
・松岡修造さんGJ!「残念」なのはアナウンサーの方だね。ことばを扱う商売なんだからもっと配慮がほしいもんだ。
・流石松岡!娘が宝塚音楽学校に通っているくらいだから、礼節やスポーツマンシップはしっかりわきまえている
・松岡GJ!!しかしカナダの選手は点高すぎ!宮原が3位で良かったと思ったのに...
松岡修造はテレ朝で長きに亘ってフィギアのレポートをしているだけに、選手たちの気持ちは良く分かっているのでしょうね。