「1日200円で暮らすとしたらどうする?」の質問に、多くの人を唸らせたビル・ゲイツの答えとは

もし1日200円で生き延びなければならない状況に置かれたらどうする?そんなサバイバルチックな質問に対するビル・ゲイツの回答が、彼のブログに展開され大きな反響を呼びました。世界で1,2を争うビジネスの成功者が語る意外な方法とは...

「1日200円で暮らすとしたらどうする?」の質問に、多くの人を唸らせたビル・ゲイツの答えとはのイメージ

目次

  1. 1ビル・ゲイツの回答「ニワトリを育てる」
  2. 2ゲイツ財団のプロジェクトとは
  3. 3なぜニワトリが極限の貧困状態にいる人々に助けになるのか?
  4. 4ネットの反応

ビル・ゲイツの回答「ニワトリを育てる」

1日200円で生き延びるなんて絶対無理!多くの人はそう考えるでしょう。あらゆるサバイバル術を思い浮かべようとされる方も大いに違いありません。一体どんな生活改善をすれば良いのか?

地球上には極限の貧困生活を強いられている人は大勢います。それらの人々にとって深刻な質問でしょう。勿論、たった一つの正解などはあり得ません。貧困の状況も場所によって異なるからです。
 

ニワトリを育てると回答したビル・ゲイツの内容を引用いたします。

しかし私は、私の財団の(慈善)事業を通して貧しい国でニワトリを育てて生活している多くの人々に出会いました。私はニワトリを所有することの裏も表も学ぶことができました(シアトルのシティ出身の身としては、学ばないといけないことはたくさんあるんですよ!)

そして私がハッキリと理解できたのは、極限の貧困状態にいる人々にとって、ニワトリが役に立たないことは無いということです。

そうです、もしも私が彼らの状況にいたとしたら私はニワトリを育てます。

ゲイツ財団のプロジェクトとは

ビル・ゲイツと奥さんのメリンダ・ゲイツは、アメリカの多くの富豪そうであるように、数多くの慈善事業を手掛けています。その中の一つにゲイツ財団がHeifer Projectと協力してサブサハラ・アフリカにニワトリを寄付するというプロジェクトがあります。

アフリカには極限の貧困状態で生活している人々が多くいます。ゲイツ財団の目標は、サブサハラ・アフリカで現在5パーセントの家庭でしか行われていないニワトリの養育(ワクチン接種済み)を30パーセントにまで引き上げ、持続可能なマーケット・システムにまで成長させることだそうです。

■こちらはゲイツ財団によるプロモーション・ビデオ。
 

なぜニワトリが極限の貧困状態にいる人々に助けになるのか?

■3つのメリットという視点から纏めてみました。

1.ニワトリは安くて育てやすい

ニワトリは地面に落ちているものをなんでも食べる雑食性なので、餌の調達に苦労しません。勿論、ちゃんとした餌を与えた方が成長は速いです。

しかし手間のかからなさ、餌の調達が楽(餌代もかからない)という点でニワトリはずば抜けて便利です。ニューカッスル病のワクチンだけはきっちり処置しておけば...

2.ニワトリは効率の良い投資である

5羽のメンドリからスタートしたとして、近所から一羽のオンドリを借りて卵を産ませれば3カ月もすれば40羽のヒヨコを持つことになるとのこと。西アフリカではニワトリは一羽500円で売れるそうです。そうすると一年に10万円以上の収入になります。極限の貧困状態の基準は年収が7万円以下であること。ニワトリが極限の貧困状態から抜け出すきっかけになるわけです。

西アフリカでは年間310万人に及ぶ子供の栄養失調死が発生しています。しかし栄養素がたくさん含まれている卵を産むニワトリを飼う事によって栄養不足を補えます。

それ以上にニワトリを売って食料を買ったり薬を買って子供たちに命を救う事も可能になるのです。

3.ニワトリは女性の力となる

サブサハラ・アフリカでは文化の歴史上、ニワトリを育てるのは女性の仕事であるとされています。逆にヤギや牛のような大きな家畜を育てるのは男の仕事とされています。

つまりニワトリで得た収入は女性(母親)管理できるようになるわけです。これは貧困状態において女性が管理できるお金を増やすことがいかに重要か説明されています。

研究結果が示しているのは、女性がお金をコントロールした場合、貧困から抜け出すために重要な「教育」、「健康」、そして「栄養」といった項目にお金を使う可能性が男性よりも高いということです。私は仕事上多くの統計データを扱いますが、私がこれまで一番衝撃を受けたデータは次のものです。「女性が家計をコントロールした場合、子どもが5歳以上まで生き延びられる傾向は(男性が家計をコントロールする場合に比べて)20パーセントも高い」

素晴らしい発想です!まさに目からウロコでした...

ネットの反応

・鶏が先か?卵が先か?何て問題ではなかったのですね...深い
・さすがゲイツ、先々の読みが凄い!
・鶏は人類にとって遥か昔から貴重な食糧源だったのだから見直すべき
・玉子が安いことも感謝、あれ?これは関係ないか...

ゲイツ財団のプロジェクトはあっという間に目標の10万羽に達したそうです。さすがの知名度ですね。ゲイツ夫妻はこのプロジェクトとは別に農業をサポートするための慈善事業として毎年430億円(!)ほど寄付をしているそうです。素晴らしいことです!
 

出典:GIZMODO  gatesnotes  いいね!ニュース 

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