2018年04月11日公開
2018年04月11日更新
ある番組で「明らかに黒なのに、白にしてくれと頼まれたら?」と聞かれた北村弁護士の回答内容に称賛の声が上がる!
『行列の出来る法律相談所』始め多くの法律番組に出演する北村弁護士が、『林修の今でしょ!講座 2時間SP』に出演した際、「明らかに黒なのに、白にしてくれと頼まれたことはある?」と聞かれたことに対し、力強く答えた内容が素晴らしいと称賛の声が上がりました。

テレビでおなじみの北村弁護士
一見クールで口数も少ないイメージなので、最初は突っつきにくい印象を与えますが、実はお茶目な面もあり、高校時代は野球部に所属するスポーツ少年だったこともあり、熱血な一面も持っています。
そして、ここぞというところで核心を突いた意見をいうことでも知られています。
プロフィール
北村 晴男(きたむら はるお、1956年3月10日 - )は、日本の弁護士(登録番号:21115、東京弁護士会)、タレント。北村・加藤・佐野法律事務所所属。
長野県更埴市(現・千曲市)出身。早稲田大学法学部卒業。血液型はAB型。
(中略)
1973年、長野県長野高等学校3年生の夏、第55回全国高等学校野球選手権記念長野大会の準々決勝で長野工業高校に敗れたことにより甲子園出場の夢を絶たれる。これを機に野球を断念。
明らかに有罪なのに無罪に持っていく弁護を頼まれたら?
日本テレビ系の『林修の今でしょ!講座 2時間SP』に北村弁護士が出演した時のことです。
番組は良い弁護士の見極め方や法律の数や種類、ドラマでよく見るシーンの虚偽について語るなどバラエティ的に盛り上がって番組は進行していきました。

"クロをシロと言いくるめたことは?"
そしてMCの林修先生がちょっと意地悪な質問をしました。それは我々も日頃から持っている疑問と重なるので、興味を持って北村弁護士の回答を待ちました。
林先生は北村弁護士に「明らかに黒なのに、白にしてくれと頼まれたことはある?」と質問しました。
その質問を受けて、北村弁護士は何度か頷き「いくらでもある」と回答しました。
そして、次のように答えました。
「100%全部断ります!」「絶対断ります!」と言い放ったのです。
たとえ、どんなに札束を積まれても断ると言うのです。
明確に北村弁護士は断言しました。その理由として以下の様な事をあげました。
なぜなら、それをやったらすごいストレスになる。
そもそも自分がこの仕事に就いたのは、納得出来ないことには絶対従えないからです。
そういう仕事は弁護士しかないと思って弁護士になった。
黒を白に変えるなんてことをやったら自分の人格が分裂してしまいます。
だから絶対に嫌だ。
北村弁護士は小さいころから周りの意見に無条件に流されることはなかったと語りました。自分がおかしいと思ったら、たとえ先生の言うことでも「それは違う」「納得できない」と感じていたそうです。
ツイッターやSNSの称賛の声
ツイッターに上がった北村先生への称賛の声をご覧下さい。
北村弁護士の仕事に対するプライドがかっこよすぎる!!
— mina0911 (@mina09110221) November 1, 2016
昨日の林修さんと北村弁護士の番組、目が離せないくらい面白かった。北村弁護士の竹を割ったような性格、正義の心、弁護士を目指した不屈の精神、努力家な所、真面目さ、裏表のない方なんやと思った。弁護士の鏡。
— こみ太郎 (@komi_taro) November 2, 2016
北村弁護士が納得できない事には従えない自分の性格を変えようとはせず、むしろ活かせる弁護士を目指した話にたぎる。7回落ちもそれしかないという一貫した姿勢がいいなあ。
— 倉崎 (@kurasa_ki) November 1, 2016
テレビで北村弁護士が「小学生の頃から周りがハイ、ハイと聞き分け良い中で自分だけ先生に楯突く子供だったから将来就職しても上司がクソならすぐ喧嘩して辞めそうだしそんな自分がずっとコンプレックスで…だから自分には弁護士の道しかないと思ってですね…」と言っていてあぁこの人好きだなぁ、と。
— Kosuke Koyama (@selfservice1026) November 2, 2016
幼少の頃から、このような強い信念があるからこそ弁護士を目指したのでしょうね。
ネットの反応
・本当にそういう弁護士ばっかりだったら、多くの極悪事件の裁判でストレスを感じなくて済むのだけど
・戦略として犯行理由を"精神面"を強調して責任能力を少しでも軽くさせようとする弁護士も多い
・北村さんのファンになりました!
・どんな凶悪犯でも弁護人は必要だけど、そういう場合は罪をしっかり認めさせる方向にもっていってほしい
北村弁護士は弁護という仕事をスポーツに似ているのでとても楽しいと語りました。その心は「経験・年齢・名声など関係なくフェアに戦えるから」だそうです。これからも北村弁護士の本業の活躍を期待します!